イギリス公開講座
2021-04-20T17:02:32+09:00
chizun-in-london
ロンドンから送るイギリス公開講座
Excite Blog
イギリスでChristening 【洗礼式】に御招待
http://london2.exblog.jp/1950420/
2005-05-20T19:28:00+09:00
2007-05-03T07:34:06+09:00
2005-05-20T19:26:06+09:00
chizun-in-london
イベント・パーティー
前回はChurch of England (英国国教会)の洗礼式でしたが、今回はカトリックと言うことで、少し楽しみにしていたんです。
さて、日本人にはなかなか馴染みの無い洗礼式ですが、これは宗教的には、「キリスト教の信仰を公に表明し、洗礼を受け、教会の一員となるための一連の儀式の一部」のことを言うそうです。
まぁ、要するに赤ちゃんのお披露目会をかねて、この子はキリスト教徒として育てます、という両親のアナウンスメントみたいなものです。子育てで疲れきった両親が、子供のために開く初めてのパーティーみたいな感じでしょうか。イギリスは、他のヨーロッパ諸国に比べても信仰心の強い人は少なく、Christeningは、宗教的な儀式と言うよりも、社会的な行事、という色合いが濃いように見受けられます。
一連の流れとしては、まず、皆が洗礼式を行う教会に各自集合します。
神父さんの指示に従い儀式は厳かに進められます。今回は、一言一言すべてがきっちり書かれたリーフレットのようなものを最初に渡され、一言一句違わず、神父さんが読み上げ、途中で合いの手を入れるように列席者が「アーメン」などと唱えます。
今回私が招待されたカトリックの教会は、ハロッズの近くにあるBrompton Oratoryという、ロンドンの中でも一番格式の高いカトリック教会だったそうで、笑いのこぼれる余地の無いほど、厳格なお式でした。洗礼式の間も写真を撮っちゃ駄目なんですって、、、くすん、、。しかし、前回行った英国国教会の洗礼式は、かなりゆる~い感じで、式の進行も、親の都合でところどころ変更していたようです。友人代表による詩の朗読もありました。
赤ちゃんは、男の子・女の子に関わらず、白いドレスのようなガウンを着せられます。いまだ性別もあまり関係ないような赤ちゃんなのに、なぜか男の赤ちゃんがこの白いドレスを着ているのを見ると、「ん~、女装している、、、」と思ってしまうのは私だけでしょうか。
長々と儀式を進め、最後に子供のおでこに聖水(?)を流しかけます。で、ここでお約束のように子供が泣き出します。そりゃあ冷たい水を突然浴びせかけられたら、当然の反応ですよね。
その後は、大体ランチ・パーティーに流れます。レストラン、もしくは自宅で立食形式、またはビュッフェのようなカジュアルなランチも多いそうです。今回は教会の近くに住む赤ちゃんのお宅でイタリアンのビュッフェとなりました。この間に、いただいたプレゼントを開けることもあります。
Christeningの際のお約束のプレゼントは銀製品です。定番の銀製品は、純銀の「rattle (がらがら)」のようです。"Sex and the City"の『ベビー・シャワー』の回にも出ていましたよね。それなりのブランドの銀製品をあげるのが一番"伝統的"ですが、おもちゃや本など、日用品をあげる人もいます。プレゼントは気持ち次第のようです。今回はTiffanyの青い袋を持っている人をちらほら見かけました。我が家は、「くまのぷーさん」の限定版絵本でしたが、、、。
この洗礼式に合わせて、通常ゴッド・ファーザー&ゴッド・マザーも選ぶことになります。
両親の親友・親族の中から、特に親しい人が選ばれます。日本では【名付け親】などと訳されていて、どうもイメージがつかみにくい上に、映画「ゴッド・ファーザー」のせいか、何か間違った印象を持ちがちのこのゴッド・ペアレンツ。彼らの役割は、キリスト教徒として、子供に正しいガイダンスを与えたり、子供の親に万が一のことが起きて孤児になってしまった時に面倒を見る、というのが定義上の役目です。しかし、通常の生活では、『クリスマスや誕生日の度にプレゼントをあげる気前の良いおじさま・おばさま』、といったところです。
とにかくお金のかかるこのお役目。選ばれるのは、大変光栄なことではあるのですが、ゴッド・チルドレンの数に比例して、お財布から出て行く金額もあがっていきます。毎年のお誕生日、クリスマス、旅行に行けばお土産、、、とキリがありません。『けちなゴッド・ファーザー』と子供に呼ばれないために、それなりに気張ったものをプレゼントしないと顔が立ちません。私の知り合いは、ゴッド・マザーが亡くなった時に、遺産として100万円もらった、と言っていました、、。太っ腹。]]>
イギリスのロイヤルファミリー 【失言・失態 編】
http://london2.exblog.jp/1563725/
2005-01-19T21:12:00+09:00
2007-05-12T08:42:55+09:00
2005-01-19T21:11:00+09:00
chizun-in-london
ニュース編
故ダイアナ妃に2人の息子がいるのは皆さん御存知だと思いますが、先週、ダイアナの次男坊・ハリー君が、とんだへまをしました。なんと仮装パーティーに、ナチス・ドイツのコスチュームを着て登場したのです。御丁寧に腕にはかぎ十字の腕章が巻かれています。The Sunの記事はこちら。
とにかく悪趣味なこのセンス。ユダヤ人団体やドイツの政治家をはじめ、世界中から非難の声が殺到しました。ドイツで同じ事をしたら逮捕されてしまう等、ヨーロッパ各国はナチスに関する言動にはとても敏感です。ハリー君は「ごめんなさい」とお詫びの声明を出したものの、とにかくイギリスのロイヤル・ファミリーは、この手の話題には事欠きません。2004年には、ナイトクラブから出てくるところを撮影しようとしたカメラマンに腹を立て、ハリーが殴りかかる、という前科もあります。
今回は、いままでロイヤル・ファミリーがメディアをにぎわした失言・失態について書こうと思います。日本の皇室では考えられないこれらの言動。今の皇室の「お家騒動」とは比較にならない過激ぶりです。
まずは、
● エリザベス女王の夫、フィリップ王子:
彼は本当に失言が多く、いつもメディアも彼の発言には耳を澄ましてしまうほどです。まずは、約20年前の中国訪問。当地で学ぶイギリス人生徒に向かって、「あまり長く滞在していると目が細くなっっちゃうよ(You'll get slitty eyes if you stay too long)」とステレオ・タイプな発言。2002年のオーストリア訪問時には、アボリジニの人に向かって、「君達はいまだに槍投げをしているの?」と質問。1999年にはスコットランドを訪問中、ワイヤーが外れたヒューズの箱を見て、「うぅん、この工事はインド人がやったに違いない」と、またまた人種差別発言。2001年には、将来の夢は宇宙飛行士と語る少年に、「気味は太りすぎだから、なれないね」と夢を打ち砕く。
フィリップの失言はまだまだあります! 御興味のある方はBBCのこちらのページへどうぞ。
お次は、
● 次期国王、エリザベス女王の長男・チャールズ皇太子:
一番有名なのは、1993年、当時ダイアナ妃と結婚していたにも拘らず、関係を続けていた愛人のカミラ・パーカー=ボールズとの電話を盗聴され、会話の一部が新聞の紙面を飾りました。とにかく甘い二人の会話でしたが、一番過激だったのは、チャールズがカミラに言った:"I want to be reincarnated as your tampon"。あえて日本語訳はやめておきます、、、。
● エリザベス女王の長女・アン王女:
クリスマスの日に、アン王女にプレゼントを渡そうと、教会の前で待ち続けた老人に向かって、「ばかばかしいことをして! (What a ridiculous thing to do)」と一蹴。
● エリザベス女王の従妹・Prince Michael of Kentと結婚したPrincess Michael of Kent :
昨年、ニューヨークのレストランでお食事中、大声で会話をしていた黒人の客に、「植民地に帰りなさい! (go back to the colonies)」と叫んだとか。 本人は否定していますが、「はっきりそういうのを聞いた」という、多数の証言には勝てません。彼女の父親は、ナチ党の協力者であったことでも有名です。]]>
ロンドンで楽しむSpa!
http://london2.exblog.jp/1550964/
2005-01-16T12:06:56+09:00
2005-01-20T18:42:50+09:00
2005-01-16T12:06:05+09:00
chizun-in-london
生活 サバイバル編
クリスマス・プレゼントにMandarin Oriental Hotel内のSpaのバウチャーをもらって大感激。もったいなくて、なかなか使えません!! ドイツやフランスでは、温泉を主体にしたスパ施設も多くありますが、イギリスではマッサージや雰囲気を楽しむスパが主流。今回はお薦めの4つをご紹介。
● Spa @ Mandaring Oriental Hotel
ロンドン随一の5つ星ホテル内にあるスパ。オープン当初、数々の賞を総なめにした人気のスパです。Zen(禅)をテーマにしたインテリアは、ロンドン在住の日本人建築家ペア・Azumiによってデザインされました。
室内はキャンドル・ライトで薄暗く照らされ、とにかく高級感あふれる空間。東洋と西洋のエステ&マッサージを効果的に組み合わせたプログラムで、一気にリラックスできそう。
こちらのホテルは、Afternoon Teaも有名なので、Spaでのんびりしたあと、ロビーでゆっくりお茶タイム、ってのもいいかもしれません。Half-Dayプログラムが220ポンド~。マッサージのみなら40分で68ポンドのコースも。
● Sequoia @ The Grove
こちらは結構穴場。ロンドン郊外にある高級スパですが、とにかく併設のホテルが素敵。車で門をくぐり、ゴルフ・コースを横目に300エーカーの敷地を走り続けると、18世紀のマナー・ハウスを改築したホテルがお目見えします。英王室のメンバーも頻繁に訪れた歴史ある建物を、モダンながら居心地のいい空間に一新。各部屋のインテリアも一室一室全て異なるそうです。私のお部屋は、ベッドの真横に巨大なバス・タブがありました。ピアノ付のお部屋もあって、こちらはオープン当初、ポップ・スターのWill Youngが一ヶ月泊まったそうな。ホテル内のレストラン、Colleteのお料理も大満足でした。
Sequoiaと呼ばれるスパでは、プールはもちろん、各種トリートメントが受けられます。プールの底が黒くてびっくり。ロンドンから車で1時間弱とは思えない、のんびりした時間が過ごせるお気に入りのホテルです。AAのホテル・オブ・ザ・イヤー2004-2005に輝きました。3時間のDay Guest Packageが210ポンド程度。
● Agua Spa @ Sanderson Hotel
ブティック・ホテルの流れを作ったイアン・シュレイガーがオープンした、Sandersonホテル内のスパ。オープン当時は、ロンドン1クールなホテルとして、メディアへの登場率も1番でしたが、今はパワー・ダウン気味。それでも白を基調にしたAgua Spaのピュアな雰囲気は、一見の価値ありです。オックスフォード・ストリートのすぐ裏手という立地条件ながら、街の喧騒を一気に忘れられる静謐な空間でのスパは、気分転換にぴったりです。込んでいなくて、かえってリラックスできるかも?! Day Packageで159ポンド~。マッサージのみなら55分で70ポンド~。
● Nirvana
上の3つに比べてリーズナブルなところがお薦め。単独のトリートメントは50ポンド前後。Day Packageは通常110ポンド。ただし、月曜日から木曜日のデイ・スパなら、90ポンドでOK。
1998年からほぼ毎年賞を獲得する実績のあるスパで、2004年もベスト・デイ・スパに輝きました。ロンドンから西に1時間程度の郊外にあるため、とにかく大きく、施設が充実しています。プールだけで4つ。その他、フローテーションやメディテーション専用のプールもあります。敷地内にはレストランもあるので、ランチをはさんで1日のんびりスパを楽しめます。]]>
ロンドンのデリカテッセン
http://london2.exblog.jp/1432293/
2004-12-13T23:53:07+09:00
2004-12-18T21:48:48+09:00
2004-12-13T23:51:21+09:00
chizun-in-london
食べ物・レストラン
ロンドンにも老舗のデリカテッセンはいくつかありますが、ここ数年のデリ・ブームは目を見張るものがあります。ソーホーや東西ロンドンに点在する昔からのイタリアン・デリ、それにチェルシーのフレンチ・デリなどは、家族経営の小さなお店がほとんどでしたが、ここ数年のデリはすっかり商業化され、ラッピングからディスプレイまで妙に洗練されたものが多く、見ているだけでブルジョワ気分が満喫できます。デリは「日常の食べ物を調達する場所」、というイタリアやフランスなどの大陸各国の習慣とは違い、ロンドンではわざわざ地下鉄に乗ってでもお買い物に行くようなところになってしまっているのが、まだまだ英国『デリ文化』の浅さを物語っていますね。
ということで、今回はロンドンで人気のデリをいくつかご紹介。値段もそれなりの所が多いのですが、わざわざ遠くから足を運ぶんですもの、多少高くても買って帰っちゃう、、、ってところでしょうか。ロンドン中の主だったデリのリストが載っているウェブサイトはこちら。
● Ottolenghi 【最寄り駅:Notting Hill Gate 住所:63 Ledbury Road, W11 2AD 】
オープンして既に2年以上ながら、いつ行っても行列のできている人気のデリ。ウィンドウに果物のタルトや美味しそうに角のたったメレンゲのお菓子が美しく飾られていて、食欲をそそります。中に入ると、キッシュやオーガニックのお野菜やお肉を使った"デリもの"が並んでいます。奥には15人程度が座れるカフェがありますので、こちらでお食事をすることも可能です。3コースで1人22~28ポンド程度のケータリング・サービスもあります。Islingtonにも支店ができました(287 Upper Street, N1 2TZ)。
● Villandry 【最寄り駅:Great Portland Street 住所:170 Great Portland Street, W1W 5QB】
食べ物の種類はココが一番。フィッシュ・パイ、ロブスター、カレー、ラム・ムサカ、ビーフ・ストロガノフまで、何でも揃うデリ。チーズやオリジナルのジャムも充実しています。隣にはレストランもあって、こちらも人気。Ottolenghi同様、ケータリングもしてくれるので、ホーム・パーティをしたいけれど、お料理をするのは面倒、という時間はないけどお金はある方は、ココに注文して楽しちゃいましょう。
● Baker and Spice 【チェルシー店 47 Denyer Street, London SW3 2LX クイーンズ・パーク店 75 Salusbury Road, London NW6 6NH】
美味しそうなパンが並んでいるのは他と一緒。ここのレモン・ケーキとバナナ・ケーキはお薦めです。キッシュやパスタ、お肉料理から魚介類を使ったモダン・ブリティッシュ風のデリものなど日替わりの食べ物も美味しそうに陳列されています。ロンドン中に3件の店舗を構える人気のお店です。ローカルの人が集う地域密着型のデリ。
● Comptoir Gascon 【最寄り駅:Farringdon 住所: 61-63 Charterhouse Street, London EC1】
グルメが集うレストランとして有名な"クラブ・ガスコン"のデリカテッセン。焼きたてのパンと、ずら~っと並んだワインを見ているだけで幸せになれます。大味なケーキが多いロンドンにおいて、ここで食べたチョコレート・ケーキは抜群に美味しかった。濃厚なお味、いまでも思い出します。ランチに軽く食べられるようなサンドイッチやサラダ類と一緒に、南西フランス・ガスコニー地方の香り漂うお肉料理も並んで、スターターからメインまですべてココで調達できます。
● Mr. Christian's 【最寄り駅: Ladbroke Grove 住所: 11 Elgin Crescent, London W11】
25年以上続くNotting Hillの蚤の市近くの老舗デリ。今年の9月に新装開店して、美しく生まれ変わりました。土曜日にマーケットがオープンしているときには、お店の前に陳列されたパンが飛ぶように売れているのを良く見かけます。地元の人たちだけでなく、マーケットのお客さんにも愛されるお店。中には、パンチェッタやオリーブ、フォア・グラ、今ならパネットーネが天井からぶら下げられています。隣には品揃え充実のワインセラーもありますので、ここでパンと生ハム、ワインを買ってピクニック、なんてのもできますね。]]>
イギリス版 『愛は地球を救う』 チルドレン・イン・ニード!
http://london2.exblog.jp/1336139/
2004-11-20T10:39:24+09:00
2004-11-21T01:29:45+09:00
2004-11-20T10:37:28+09:00
chizun-in-london
未分類
BBCが行うチャリティ番組Children in Need(以下CIN)です。
今イギリスで注目を集めるタレントやポップ・スター、ミュージカルの出演者が勢ぞろいし、子供に関する様々なチャリティ団体への寄付を募ります。今年もカイリ・ミノーグ、元スパイス・ガールズのジェリー・ハリウェル、ミュージカルのマンマ・ミーアやメリー・ポピンズの出演者がスタジオを訪れ、大いに盛り上がりました。ビデオでジュード・ローやトム・ハンクスも募金を呼びかけます。
この番組で私が毎年一番楽しみにしているのは、いつもはまじめなBBCのニュース・キャスターが羽目をはずす仮装歌唱大会です。今年は女性ニュース・キャスター3人がバナナラマ、男性キャスター5人がデュラン・デュランを網網タンクトップに革ジャンで派手に歌い上げました。いつもは国会から中継をしている政治記者のアンドリュー・マーが床を這いずり回るあの踊り。夢に出てきそうです、、、。
日本の『愛は地球を救う』のような感じで、24時間とまではいきませんが、その日は朝からCINのメイン・キャラ、黄色い熊のPudsey君にBBCがハイジャックされます。日本のような分かりやすいお涙ちょうだいもの、、というよりも、皆で大いに盛り上がりながらお金を集めよう!という、イギリスらしいお気楽さが見て取れます。
しかし、一番違うのは募金総額。今年の8月に行われた『愛は地球~』の募金総額は9月の最終集計で7億2千万円弱。CiNは今日の番組終了段階ですでに1700万ポンドを超えています。日本円にして34億円くらい。ちなみにイギリスのGDPは日本の約3分の1。一人頭でも日本の約31万ドル(世界7位)から随分下がって26万5千ドルで世界11位です。ポンドが強いせいだという言い訳の出来ないほどの圧倒的な違いですよね。
え、私? 私も少しながら寄付させていただきました♪]]>
イギリスからクリスマス・カードを送るのだ!
http://london2.exblog.jp/1314338/
2004-11-15T05:25:11+09:00
2004-11-17T18:58:29+09:00
2004-11-15T05:23:15+09:00
chizun-in-london
未分類
皆さんご存知だと思いますが、日本で年賀状を出すように、イギリスでは家族や友人にクリスマス・カードを送ります。日本のように"元旦に届く"、などという素晴らしいサービスはもちろんなく、12月初旬を過ぎると、徐々にクリスマス・カードが届き始めます。日本では元旦前にお年賀が届くほど間抜けなことはありませんが、こちらでは、どちらかというと早めに送った方が良いようです。Xmasの1週間くらい前からお休みをとる人も多いので、ぎりぎりに送ると遅すぎることもあります。Royal Mailによると、ヨーロッパ内に送る場合は12月13日、日本だと10日、イギリス国内であれば21日までに投函すれば、25日前に届くようです。Xmas前の時期は、とにかく郵便局は込み合っていますので、プレゼントを送る場合も早めに送っておいた方が無難かもしれません。
届いたカードは、Fireplace(暖炉)のマントル・ピースの上に飾ったり、お部屋一面にロープを張って、そこに引っ掛けたり、とSitting Room(居間)はお友達や家族からのカードで埋まり、いやがおうにもXmasムードが高まります。
イギリスで売られているクリスマス・カードをよく見ると、"Cancer Research UK"や"RSPCA"などのチャリティ団体の名前が印刷されているものがあります。このようなカードを買えば、売り上げの何割かが指定の団体に寄付されます。クリスマスはチャリティ団体の"稼ぎ時"でもあるのです。
日本でよく見かける写真付の年賀状のようなカードは、こちらではそれほど一般的ではありませんが、徐々に広がりつつあるようです。私も去年2枚ほど受け取りました。前回のコメント・ボックスにも書きましたが、Photoboxなら1パック・8枚入りで4.99ポンド。結婚関連のサービスで有名なConfettiなら、もうすこし上質なカードで、50枚69.99ポンドで購入できます。大手の文具屋さん・WH Smithでも、簡単なPersonalised Cardsの注文を受け付けています。こちらは、フォーマットが決まっていて、写真を空いているスペースにはめ込むタイプのようです。
追加です! halfmoon81さんに教えていただいたVISTA PRINTがとっても良さそうです。試したことのある方がいたら、是非御感想をお聞かせください。
風変わりなところで、お気に入りの写真を、切手にしてくれるサービスもあります。ロイヤル・メールが提供するこのサービス、"Smilers"と言います。私も去年、友人の犬の写真で切手をつくり、Xmasプレゼントとして贈って、大喜びされました。詳細はこちら。
ところで、毎年11月初旬には、クリスマス用の切手が発売されます。かわいいデザインで、いつも楽しみにしているのですが、今年はスノーマンで有名な絵本作家、レイモンド・ブリッグスのサンタさんとルドルフが登場しました! 私の顔写真より、こちらのスタンプの方が、皆に喜ばれること請け合い、、、なのでした。
]]>
H&Qが選んだ今年のイギリス・レストラン大賞!
http://london2.exblog.jp/1267465/
2004-11-04T09:10:28+09:00
2005-07-31T21:07:17+09:00
2004-11-04T09:08:36+09:00
chizun-in-london
食べ物・レストラン
日本でどれくらい知られているのか良く分からないのですが、イギリスでは発行部数10万部足らずにも関わらず、ミドルやアッパー・クラスなど、購買力のある層が読者なせいか、何かと話題の雑誌です。ページを開くと、先月あったパーティーに現れる『ソサイエティ系』の方々の写真が、、。もちろん、チャールズ皇太子やその"愛人"、カミラ・パーカー=ボールズが載っていることも。
前置きはこれくらいにして、このハーパース&クイーンが発行するレストランガイドが選ぶレストラン・オブ・ザ・イヤーの受賞結果が、昨日発表されました。今年の一番人気のレストランは、じゃじゃ~~ん、先日"COOLなアフタヌーン・ティー"のコーナーでも紹介したThe Wolseleyに輝きました~。その他の賞を取ったレストランのリストと一緒に、行ったことのあるところにはコメントを書いておきますので、ご参考程度にどうぞ。
ちなみにThe Wolseleyはというと、、、なかなか美味しいレストランでしたが、「こんなに美味しいもの、食べたことがない!!」とか「こんな素材の組み合わせ、食べたことがない!!」とか、そういうグルメなものを求めている人よりも、セレブの横で適度に美味しく楽しく、一級品のサービスでお食事をしたい、、、という方にお薦めです。こういうレストランは、有名人ではないからといって、サービスが悪いわけではないので、ここがまた庶民心をくすぐります。
● The Best Scene Award 《今一番ヒップでトレンディなレストラン》 ●
Cipriani
【23/25 Davies Street, London W1K 3DE tel: 020 7399 0500】
アメリカ大使館のほど近くにあるイタリア系のレストラン。ケータリングのサービスもやっています。
● Restaurant of the Year Outside London 《レストラン・オブ・ザ・イヤー ロンドン以外のイギリス国内編》 ●
The Fat Duck
【1 High Street, Bray, SL6 2AQ Berkshire tel: 01628 580333】
今年の1月、ミシュランの三ッ星を獲得した異色のシェフ、ヘストン・ブルーメンタールのレストラン。今までイギリスで行ったレストランの中で一番思い出に残っているところです。とにかく素材の組み合わせが普通じゃない! 有名なのがスモーク・ベーコンと卵のアイスクリーム。お食事の前に出てきた5cm程度の小さなグラスに入ったスープは3層になっていて、一番下がロブスターの煮汁、真ん中にえんどう豆のピューレ、そして一番上の層にはウズラのストック、、、となんとも不思議な組み合わせ。そうかと思えば、一番人気のデザート、タルト・タタン(りんごのタルト)は、これでもかと言うほど正統派。焼け具合といい甘さといい絶品でした。もう一度食べたい!
実はここ、去年の秋に、「たまにはロンドンの外でサンデー・ランチでも~~!」と、特に気張りもせずに適当にガイドブックを見て予約を入れたところ。行ってみてびっくり、、、スリー・コースでひとり最低65ポンド?!?!(夜だとこれが90ポンド) 20ポンドくらいのパブ・ランチを想像していた私達はびっくり。飲み物やコーヒーや税金や、、、色々足したら余裕で一人100ポンドくらいになってしまうぅ。特別な日でもないのに、こんなのいいの?!と及び腰になりましたが、こんな独創的なお料理は他では食べられません。雰囲気やサービスや家賃にお金を取られるのでなく、純粋に食べ物への探究心にお金を払っている、と思わせられる説得力のあるレストランで、最後は大満足、、、でした。
今日はこのレストランに関して面白い記事がThe Telegraphにも出ていました。なんと、レストランのレシピ作りに役立たせるために科学者を雇うための助成金をもらったとか。 料理を科学する、、レストランのようです。
● New Comer of the Year 《今年新しく登場したレストラン》 ●
Yauatcha
【15 Broadwick Street, London W1F 0DL tel: 020 7494 8888】
ロンドンで人気のヌードル・バー"Wagamama"の仕掛け人で、中華料理をオシャレに演出するセレブ・スポット"Hakkasan"のクリエーター、Alan Yauがつくった新しいスポット。1階がカフェ風、地下がレストラン。ここの飲茶はなかなか人気ですが、残念ながら私は行ったこと無いんです。
1階では、ロンドンでは珍しく繊細なつくりで美味しいケーキが楽しめます。パッションフルーツや柿のケーキをはじめ、お抹茶のケーキ、なんていう、イギリスでは珍しい品揃え。お茶の種類も数え切れないほど用意されています。
水族館を思わせるインテリアは、夏の暑い日にぴったりです。日曜日は空いていて、落ち着いていますので、お薦めです。
● The Premier Crew Award 《最高のスタッフがいるレストラン》 ●
Thierry Tomasin と彼のスタッフ・チーム @Aubergine
【11 Park Walk, Chelsea, London, SW10 0AJ tel: 020 7352 3449】
Aubergineは、もともとミシュラン・スターを持つシェフのゴードン・ラムジィのレストランだったところです。お皿は何層にも重ねられていて、フォーク・ナイフ・スプーンもこれでもか、というほど並べられて、テーブル・マナーに自信がないとドキドキすることもあり。「これ、どうやって食べるの?!」というようなお料理もたまに出てきますが、基本はフランス料理の伝統にのっとった高級おしゃれフレンチ。お料理も○、雰囲気も○、おまけにサービスは◎ってことですね。でもなぜかここでどんなお料理を頂いたか、まったく思い出せないのですが、、、。一人100ポンドはかかりますが、お値段に見合った経験はできる老舗レストランです。 ]]>
ヨーロッパ内を格安航空券で大旅行!
http://london2.exblog.jp/1236200/
2004-10-28T01:09:37+09:00
2004-11-12T19:10:50+09:00
2004-10-28T01:08:31+09:00
chizun-in-london
旅行
昨日地下鉄の駅で、『ハンガリー&ポーランドまで 24.99ポンドから Wizzair』のポスターを見かけてびっくり! 随分前からあったようなんですが、全然気が付きませんでした。
この会社、ハンガリーとポーランドを本拠地とした格安航空会社(no-frills airlinesなどと呼ばれます)のようで、ウェブサイトを調べてみると、今なら基本運賃は無料で東欧まで旅行ができます! もちろんこれに税金や手数料などを取られますので、一人40ポンド(約8000円)程度はかかりますが、往復8000円で東欧に行ければ安いもの!
RyanairやEasyjetなどの大手格安航空会社は、日本でもよく知られていると思いますが、よくよく調べてみると、ヨーロッパには50社以上の航空会社が同様のサービスを提供しているようです。数年後には大手の数社に淘汰されてしまっているかもしれませんが、消費者にとってはとにかくありがたい格安航空券。私も随分お世話になっています。
Wizzairもそのうちのひとつなわけで、私が知らないだけで、実はもっともっと『使える』航空会社があるのかも!! ということで、今回調べてみました。
イギリス&アイルランド:
●Ryanair ヨーロッパのありとあらゆる小都市まで飛んでいる、格安航空券の王者。Ryanairのおかげで、フランス南西部、スペインの北東部への旅が本当に楽になりました。おまけにRyanairが就航している地域に不動産を購入する人も増えて、ホリデイ、はたまた通勤にも利用されています。おかげで、当地の不動産価格は急上昇、、というおまけつき。スペシャル・オファーをよくやっています。登録しておけば、メールが届くので、まだの方は是非どうぞ。
●Easyjet Ryanairと競う東の勇者。オーナーはギリシャ系。Ryanairが行かない東欧にも就航しているので、とっても便利。かなり前に切符を買わないと格安航空とは思えないほど高いことも多々ありますが、、、。
●Flybe BirmighamやSouthamptonからスペイン南部のリゾート地、アイルランド等へ就航。
●Jet2 LeedsとManchesterからスペイン南部のリゾート都市やイタリア、フランス、ポルトガル等の人気都市へ。
●MyTravelLite Birminghamからスペインの海岸沿いの都市と地中海の島行きのフライトが中心。
●ThomsonFly Coventryからイタリア4都市とスペイン海岸沿いに地中海の島が中心。
●Monarch ロンドンのルートン空港とManchesterからスペインのリゾート都市へ。
●bmi baby Nottingham、Birmingham、Manchester、Cardiffなどのイギリスの地方都市からスペイン・フランス・アイルランドの各都市へ。ロンドンのガトウィックからはプラハとアイルランド西部コークへのフライトあり。
ドイツ:
●Hapag-Lloyd Express ドイツ発のみ
●Germania Express ドイツ発のみ
●Germanwings Lufthansaと共同経営。ロンドンのスタンステッド空港とガトウィック空港から、ケルン、ボン、ストュットガルトへ。
●Air Berlin ロンドンからドイツ各都市、スペイン南部のリゾート、イタリア、ポルトガル、東欧の主要都市をカバー。 ドイツからならヨーロッパ各都市はもちろん、エジプトやギリシャからアフリカ北西岸近くのカナリア諸島まで就航中。元F1レーサー、ニキ・ラウダが経営するNIKIの広告を最近良く見かけますが、こちらはAir Berlinのパートナー。
ハンガリー&ポーランド:
●Wizzair ロンドンからポーランドの主要3都市とハンガリーのブダペストへ。
●Sky Europe ロンドンのスタンステッド空港からポーランドのワルシャワ&クラコフとハンガリー・ブダペストとウィーンに就航。私は乗ったことがないのですが、 elviajede-sachiさんによると、格安航空らしからず、ジュースが無料で配られるとか。素敵♪
イタリア:
●Volare ロンドンからサルディーニャ島のカリアリに飛んでいます。これは使えそう。
●Evolavia Anconaからパリ・モスクワなど4都市へ
●Air One イタリア国内中心:partner of Lufthansa
結論: ロンドン在住の人は、RyanairとEasyjetで十分でした! でも、東欧に行くならWizzairとSky Europeが使えそう。
はぁ~~、長いわりには実りの少ないリサーチでしたっ。]]>
ロンドンのコンセプトショップ "Dover Street Market"
http://london2.exblog.jp/1218358/
2004-10-24T07:07:12+09:00
2004-10-30T18:56:26+09:00
2004-10-24T07:06:06+09:00
chizun-in-london
ショッピング
初めて名前を聞いたときは、Mayfairにできた新しいマーケットかと一瞬思ってしまったのですが、実は大違い。コム・デ・ギャルソンがロンドンに新しくオープンしたコンセプト・ショップでした。
地上5階・地下1階の建物でComme des Garçons、 Junya Watanabeはもちろん、 Alaïa、Alber Elbaz、 Lanvin、Undercoverのピースも購入できます。
Lanvinのコーナーでは、この"Market"のために特別にデザインされた白一色で統一された一点もののドレスが並んでいました。LAベースのヴィンテージもののディーラー、Decadesも入っていて、いったん入り込んだら何時間も遊べそうなスペースに出来上がってました。日本やパリではこういったコンセプトショップをよく見かけますが、ロンドンではここまで大規模なものは初めてかもしれません。
それぞれの階が、別のデザイナーによって設計されているので、まるで違うお店にいるようなムードを楽しむことができます。ガラス張りの入り口には大きなキャビネットがあって、中には猫の剥製や、象の足でできた傘立てが飾ってありました。これらのキャビネットの中身も購入可能だそうです。このキャビネットのテーマは別の階にも続いていて、違う雰囲気ながらも統一されたテーマを感じ取れます。
最上階にはカフェもありますので、ショッピングに疲れたら、ここで一息。完璧ですね(今日はちょうど川久保玲さんのご主人、Adrian Joffeもお店に来ていてびっくりっ!)。建物の中には本屋さんもあって、とにかく『なんでもあり!』な、まさにMarket。お店の名前にも納得、、、でした。
***Dover Street Market (ドーヴァー・ストリート・マーケット)***
17-18 Dover Street, London W1 (Tel: 020 7518 0680)]]>
今年のイギリス版 『流行語大賞』!
http://london2.exblog.jp/1213223/
2004-10-23T00:17:41+09:00
2004-10-30T18:58:18+09:00
2004-10-23T00:16:36+09:00
chizun-in-london
ニュース編
今年は、「負け犬」や「ヨン様」が有力候補でしょうか。私は、いまだにヨンさんが動いているのを見たことがありません、、、(写真はあるんですけど、、)。ちょっと興味あります。
イギリスでも、ここ数日、今年流行った流行語が新聞をにぎわせました。このような流行語を
Buzzwordと呼びます。
で、今年もっとも注目された流行語は何かと言うと、、、タラ~~ン、"Chav"だそうです("チャヴ"と発音します)。で、いったい"チャヴ"とは何かと言うと、"the noun which describes young men who wear cheap gold jewelley and baseball caps and hang around in shopping centres all over Britain"なのだそうです。簡単に訳すと、『安物の金のジュエリーをつけ、野球帽をかぶり、イギリス中のショッピング・センターにたむろしている若者』ということになります。女の子の場合は、"Chavette"と呼ばれ、紙を金髪に染め、カラフルなジャージを着て、大きい輪っかのピアスをし、にせもののブランド・バッグを持っているような感じ、、、かな。
今年大人気だったBBCのコメディー番組、"Little Britain" に登場して、注目を集めたキャラクターも、Chavetteのヴィッキーちゃん(←写真)でした。(ちなみに、これはコメディアンが女装しているだけですので、お間違えの無いよう、、、)
"Croydon Facelist(クロイドン・フェイスリフト)"というのも、Chavと同様、最近の若者達の様相をあらわす単語で、髪を後ろでギュウギュウにひっつめて、まるでフェイス・リフト(しわ伸ばし)をしているように見えることから、こう呼ばれます。"クロイドン"というのは、ロンドン南部の地名なのですが、こういう若者がうようよしているお土地柄のため、代表都市としてこの地名がつけられたようです。ちなみにケイト・モスはクロイドン出身です。
今年の流行語と一緒にに、過去どのような新語・流行語が生まれたのかも年度別に載っていましたが、面白いのが"Mobile Phone(携帯電話)"。なんと、1945年の流行語です。他には"Celeb(セレブ)"が1913年、"Sex"が1929年、"Karaoke(カラオケ)が1979年、なんてのもあって、結構面白い! 興味のある方は、The Guardianのウェブサイトへどうぞ!!]]>
イギリスの教育制度 【卒業 と 試験編】
http://london2.exblog.jp/1207605/
2004-10-21T21:10:00+09:00
2021-04-20T16:55:38+09:00
2004-10-21T21:09:13+09:00
chizun-in-london
文化
日本と違うのは、イギリスの学校(初等・中等教育)では、『卒業』という概念が無いので、日本のような『卒業式』も行いません。小・中・高校の"Graduation(卒業)"は、アメリカ的な発想で、イギリスでは大学で学位を取った時に初めて「卒業~~!」という気分を味わえるのだそうです。
《GCSE=General Certificate of Secondary Education》
日本で履歴書に学歴を書くときは、"中卒"、"高卒"という単語を使うわけですが、こちらでは中等教育(Secondary Education)が終わった時点で受けるGCSEという試験に何科目受かったかを明記します。一般的に公立の生徒は16歳、パブリック・スクールの生徒は15〜16歳でGCSEを受けます。
PASSにも段階があって、A*~Gの8段階に分かれています。で、不合格の人はU(unclassified)。ですから、「GCSEの国語に、Bで合格(PASS)した~~~」というような言い方をします。
ということで、中学卒業資格があるから、高校入学、、、というのではなくて、中等教育が終わった時点で、取得してあるはずのGCSEの合格科目が必要分に足りていれば、6th Formなどのカリキュラムにすすめる、ということになります。それで、『卒業』という概念も重要視される必要がない、というのも理解できます。
《A-Level》
GCSEより上の資格を得たい人や、大学に行きたい人は、A-Levelという試験を受けることになります。こちらは高校卒業資格、、、という感じでしょうか。大学はA-Levelの試験結果を元に合否が決まりますので、進学を目指す人は死に物狂いでお勉強するようです。こちらはA~Eの5段階に分かれていて、不合格の人はGCSE同様、Uとなります。しかし、昨年のA-Levelの合格率(A~Eすべてを含む)は97%!! こんなテスト、、、意味あります? でもだからこそ、どんなマークで合格したかが重要になってくる訳です。
ちなみにGCSE、A-Levelとも、試験に年齢制限はありませんので、たまに『8歳の天才少年、GCSEの数学に合格!』なんてニュースも流れるんですよ。]]>
イギリスの教育制度 【私立 vs. 公立】
http://london2.exblog.jp/1202752/
2004-10-20T20:44:00+09:00
2021-04-20T17:02:32+09:00
2004-10-20T20:43:01+09:00
chizun-in-london
文化
上の表、とっても見づらいと思いますが(ごめんなさい)、イギリスの教育制度の概要です。右が私立(Private)、左が公立(State)です。
訂正:上の表でグラマー・スクールがプライベートの方に入っていますが、グラマー・スクールは入学に試験が必要(selective)な公立校です。授業料を払う必要がある「グラマー・スクール」もありますが、それは教育改革が行われたときの名残で「グラマー・スクール」という名前が残っているだけで、本来は私立校ということになります。"Grammer School"を右の表に入れてありますが、カテゴリーとしては"state school"に入ります。表の修正ができませんので、文章での訂正で失礼します。
ぱっと見て気づくと思いますが、公立と私立だと、初等教育(日本の小学校)と中等教育(同じく中学校)の期間が違うんですよねぇ。転校したりするとき、問題ないのかな、、と日本人の感覚でつい思ってしまいます。
私立の学校に通っている人は、イギリスでは全生徒の7%、との統計が出ています(スコットランドは4%)。日本でも有名ないわゆる『パブリック・スクール』は、女の子は11歳、男の子は13歳から始まりますが(上の表は男の子のカリキュラムです)、その前には大体『プレップ・スクール(Preparatory Schoolを略して)』と呼ばれる小学校に通うことになります。日本ではあまり知られていないと思いますが、この『プレップ・スクール』、有名なところは寄宿学校のところも多く、、良家の子供達は8歳の頃から親元を離れて暮らしていることになります。
日本人の感覚だと少し行き過ぎのような気もしますが、夏休み、冬休み、おまけにイースターなどなど、合計で4~5ヶ月程度のお休みがありますし、親元に帰る週末も設けられているので、「プレップ・スクールは最高に楽しかった」というイギリス人も結構いるんですよねぇ、、、。毎日修学旅行みたいな感じかな。
↑の表では公立・私立共に、18歳で高校を"修了"して大学に行くような感じですが、17歳にA-Level(大学に入るための試験)を受験する人もいます。そして大学に直接進まず、オファーをもらった状態で、"Gap Year"と呼ばれる一年間の武者修行に出る場合もあります。
世界一周旅行に出たり、ボランティアに従事したり、将来働きたい業界でアルバイトをしてみたり、、、過ごし方は様々です。ちなみに、ダイアナ妃の息子2人、長男・ウィリアムと次男のハリー君(ただいまギャップ・イヤー中!)は、それぞれ南米やオーストラリアで、ボランティアのお仕事をしたりしていました。
日本のように、公立と私立が横並びな国ではないので、教育制度を理解するのも一苦労です。
続きは次回に、、、。]]>
ロンドンで建築探索 【RIBAの巻】
http://london2.exblog.jp/1187985/
2004-10-17T21:30:13+09:00
2004-10-18T19:02:43+09:00
2004-10-17T21:28:26+09:00
chizun-in-london
建築
その一方で、古い建物の横に、前衛的な建築物を大胆に共存させる手法にも驚かされます。少し古い例ですが、一番有名なのはパリのルーブル美術館に突如現れたガラスのピラミッドでしょうか。新旧入り乱れて、不思議な雰囲気をかもし出しています。
イギリスの事情はというと、、、ロンドンの現代美術館、テート・モダンのように、もともとパワー・ステーションだったところに手を加えて、別の機能を持った新しい場に変化させてしまう場合も多いのですが、もちろん新建築も続々登場しています。
そんな今年建てられた新建築の中から一番を選んでしまおう、というのが毎年RIBAが行っている"RIBA Stirling Prize"です。RIBA(リーバ)とは、Royal Institute of British Architectsの略で、イギリスの「建築家協会」みたいなところです。
で、今年の優勝が昨日発表されました。結果は、下馬評どおりで、ノーマン・フォスターがデザインした、通称"ガーキン"という建物。Gherkin(ガーキン)というのは、小さいきゅうりのことで、主にピクルスにして食されます。ハンバーガーについてくる緑の「あれ」です。
このガーキン(本名:30 St. Mary Axe)、建設途中からとにかく話題になった建物で、賛否両論色々でしたが、RIBAが賞を与えたことで、とりあえずフォスターは面目躍如といったところでしょうか。
スイスの大手再保険企業、Swiss Reがこの40階建ての建物を所有しています。が、新聞記事によると、どうもこのオフィス・ブロック、全然テナントが見つからず、ほとんど空き家の状態だとか。賞を撮るような建物でも、誰も使っていないんじゃ、宝の持ち腐れ、ですね。]]>
ロンドンでCOOLなアフタヌーン・ティ
http://london2.exblog.jp/1168630/
2004-10-13T19:19:00+09:00
2007-05-03T08:16:48+09:00
2004-10-13T19:17:49+09:00
chizun-in-london
食べ物・レストラン
コーヒー文化がやっと根付いたと思ったら、ロンドンではちょっとしたお茶ブームが広がっています。
去年の暮れ前くらいから、セレブリティ達が、如何にAfternoon Teaを楽しんでいるかと言う特集が、雑誌のあちこちに出現したたかとおもったら、今日はBBCが特集をしています。
(Kate Mossが『私はお茶派』宣言をしたら、イギリス中のメディアで、"Tea In, Coffe Out!"となってしまうんです。彼女の影響力はすごいです)
でも、今回のブームは、今までの典型的な*Afternoon Tea*とは、すこし趣向が違うようです。今までのイメージはというと、重厚な歴史あるホテルでの優雅なひと時、、、か、イギリスの田舎にある可愛いTea Houseでのんびりティー・タイム、、、みたいな感じでしたが、今回のお茶ブームは、Coolなレストラン・カフェで、おしゃれなAfternoon Teaを楽しみながらお仕事、、、みたいな感じかもしれません。
この新しい『午後の紅茶』ブームの流れを作ったのは、2003年の1月にオープンしたSketchかもしれません。
Parlour @ Sketch[tel: 0870 777 4488 住所: 9 Conduit Street, London W1S 2XG]
"ロンドン一お金のかかったレストラン"、、、として、オープン当事はメディアやパーティー会場として引っ張りだこの場所でしたが、今もその人気は衰えていない、、のかな(最近行っていません、、、)。とにかくインテリアがロンドンっぽくて可愛い! 撮影も良く行われているみたいです。中にはギャラリーや、レストラン、それとParlourと呼ばれるカフェがあって、こちらでAfternoon Teaが楽しめます。ケーキはもちろん、出てくる食器類が、目にも美味しい。一度行ってみると楽しいところかもしれません。値段が高いところが玉に瑕。
The Wolseley[tel: 020 7499 6996 住所:160 Piccadilly, London W1J 9EB]
去年の12月にオープンして以来、一気に人気レストランになったWolseleyでもAfternoon Teaが楽しめます。ホテル・リッツの隣と言う立地条件と、ロンドン1予約の取りにくいレストラン"The Ivy"の経営者がつくった新しいべニューということで、話題に事欠きません。行けば必ずセレブがご飯を食べているのも、The Ivyと一緒です。車のショールームを改築したインテリアは、必見。ロンドンでは珍しく天井も高く、広々として、大陸の雰囲気をかもし出しています。いつも列ができていて、Livelyな雰囲気ですので、の~~んびり楽しみたい方には向いていないかも。でも、フラッと入ってお茶やコーヒーだけ、というのもOKなので、気軽に行けるところがまた◎です。
Inn The Park[tel: 020 7451 9999 住所: St James's Park, London, W1 1AA]
こちらはロケーションが最高。バッキンガム宮殿近くのSt.James Park内にできた、オリバー・ペイトンによるレストラン・カフェです。デッキのテーブルに座って、公園の池を眺めながら週末にするお茶は最高。インテリアはトム・ディクソンが担当、とこちらも話題いっぱいです。Afternoon Teaも一応楽しめますが、それなり、、、という感じです。でも、お天気のいい日に公園で飲むお茶には変えられません。夏にロンドンにいる方は、是非こちらもどうぞ!
トラディショナルなAfternoon Teaを楽しみたい方へのお薦めは、Claridges, Dorchester, Browns Hotelです。Ritz、Harrods、Fortnum&Masonはお薦めしません。こちらはまた今度。]]>
ロンドンでパーティーに行くのだ! 【セックス・ピストルズ編】
http://london2.exblog.jp/1137722/
2004-10-07T07:56:22+09:00
2004-10-22T00:58:17+09:00
2004-10-07T07:56:22+09:00
chizun-in-london
イベント・パーティー
"Sex Pistols"って聞いたことありますか?
セックス・ピストルズは聞いたこと無くても、ヴィヴィアン・ウェストウッド(Vivienne Westwood)が大好きな日本人は多いですよね、きっと。
彼女は、今でこそイギリスを代表するデザイナーですが、当時は、半分詐欺師のようなピストルズのマネージャー、マルコム・マクラーレンと結婚していて、彼らの衣装もデザインしていたんです。
ピストルズのメンバーは、もともと二人が経営する*SEX*という名前のお店の常連でした。そこで、マクラーレンがバンドの結成を持ちかけ、伝説的なパンク・バンド、Sex Pistolsが誕生します。詳しい話は、ピストルズ&パンクマニアの方々に任せるとして、、、
今日のパーティーは、このピストルズのコレクションが集められた展覧会のオープニング・ナイトでした。
今回、このエキシビションが行われているThe Hospitalは、ギャラリー兼、音楽スタジオ兼、TVスタジオ兼、会員制のバー&レストランがひとつになったスペースで、ユーリズ・ミックスのデーブ・スチュワートと、Microsoftをビル・ゲイツと創設したポール・アレンがオーナーという、なかなか面白いところです。
この展覧会に全コレクションを貸し出したオーナーで、ピストルズの専門家の人から面白い話を聞いたことがあります。*SEX*の後に名前を変えてオープンした*Seditionaries*には、デザイナーの山本耀司さんがお買い物に来ていたそうです。「多くの人がSeditionariesで買い物をしても、着ることはなく美術品のようにキープしているだけだった。当時、実際に彼女の服を着てロンドンの街を闊歩していたのが、Yohji Yamamotoだった」と言っていました。
Vivienne Westwoodがデザインしたオリジナルのヴィンテージものの数々は必見です!コピーでも出回っているし、他のデザイナーが焼きなおしているものもたくさんありますが、オリジナルのデザインは、今見ても本当に斬新。
他には書きなぐられた手書きの歌詞や、シド・ヴィシャスがヘロインの過剰摂取で死ぬまで持っていたSex Pistolsのポスター(彼が常用していたヘロインの飛び散ったシミ付き)など、ピストルズファンにはたまらないメモラビリアばかりでした。
エキシビションは、来年の1月まで行われていますので、興味のある方は是非どうぞ。]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/